認証団体について
公正さと信頼性の高い第三者認証制度
有機・オーガニック食品は、単に生産者が自己申告するものではなく、第三者機関である認証団体に検査・認証されなければなりません。信頼性と公正さの高い認証制度と認証団体について、基本的な情報をまとめました。認証団体について
認証団体は、国の法律があるところでは、政府機関に登録された認証団体が、アメリカのように国の法律がまだ施行されていない国では、民間の認証団体が認証を行います。認証を受けるには、
- 農地の計画づくり
- 3年間農地で農薬や化学肥料を使用しないこと
- 収穫後もポストハーベスト農薬など使用しないこと
- 化学合成殺虫剤や殺鼠材などを使用しないこと
- 加工品では加工助剤・添加物の使用制限
- 記録の保持
国の定める法律のあるヨーロッパや日本では、認証業務は国の機関の他に民間にも開放されており、民間の活力がいかされています。 ジェーシープランニングの製品は、世界各国のオーガニック認証団体によって認証され、同時に有機JAS規格に適合しているものになります。


アメリカでは、1940年代から民間団体の主導で、各地のそれぞれの団体がオーガニック基準を定めて第三者の認証システムを運営してきました。アメリカ国内には、認証団体は200以上あり、EUやCODEXの基準とほぼ同等の基準を定めて、国内外に幅広い活動を展開してきました。2000年12月に、ナショナルオーガニックプログラムという法律が制定され、この法律に適合した製品には、2002年ころからは、アメリカ全国統一のオーガニック認証マークが製品につけられることになります。
ヨーロッパでは、1989年にEC委員会(今のEU)、IFOAM(権威ある民間のオーガニック研究機関)、民間認証団体が調整して欧州基準を制定し、 1991年に施行されました。実際の認証業務は政府に登録された民間認証団体が行っています。ヨーロッパ連合とオーストラリアの定める基準は、日本のJAS規格と同等性が認められており、認定輸入業者により有機JASマークを貼り付けて販売することができます。